HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:情報

 情報を 持たずに語る 怖さかな 

新潟の少女殺害の容疑者が逮捕され、事件の原因究明が進んでいます。

テレビ番組ではこの事件で持ちきり、犯人像に色々なコメントがなされています。

容疑者は、車でぶつけたため犯行に及んだと供述していたらしいけれど、

少女の体には車でぶつけられらた形跡は見られなかった、

容疑者の車にもその痕跡がなかった、との捜査情報により、

この容疑者は根拠のない作り話をしている、

物事を深く考えない人物像とのコメントがされていました。

しかし、捜査が進むにつれ、車とランドセルにぶつかったと見られる痕跡があったとのこと、

情報不足により、憶測による思い込みをマスメディアで発したという結果に。


一応まともとされるマスメディアでもこうなのだから、

責任感のないネットの世界では情報の真偽が疑われます。

根拠がないのに、コメンテーターがあれこれ憶測するというのもどうかと思います。


かつて、松本サリン事件で、被害者なのに犯人として報道されちゃったという事がありました。

報道の野次馬根性、視聴者の物見高さには節制が必要かと思います。