成人式の晴れ着の詐欺事件が起きました。
成人式の晴れ着を1〜2年前から予約をし、
数十万円支払いながらその晴れ着を手にできなかったというもの。
被害総額は2億円超とも言われています。
成人式は誕生日と違い、一生に一度のもの、
まさにハレの日という事で奮発したい気持ちもわかりますが、
それはあくまでも個人的な自分完結のお金の使い方だと思うわけです。
一生に一度のことなら、思い切って人のためにお金を使うという考えもありかと。
例えば、成人になった記念として、晴れ着にかけるお金を献金する、
みたいな習慣が生まれないものか、考えさせられる事件でした。
ユニセフでは常時支援を受け付けていますが、例えば345円で鉛筆10本とノート10冊、
使い捨ての注射器100本で553円、栄養素パウダー30gが77円、
蚊帳3張り684円、毛布1枚553円、といった具合です。
全部とは言いませんが、自分が着飾る中から1万円だけ捻出しても数百人の子供が救われます。
成人になる事を人のためのお祝いとする、ような大人の仲間入りをしてほしいなんぞと思ったり。
偽善的と言われようと、何と言っても成人としての心の満足度が得られるのではないでしょうか。
ま、気をつけないと福祉詐欺なんぞにあわないとも限らないので
晴れの日は地味に迎えるのもよろしいかと思ったりもします。