旧一万円札、額面一万円のお札の第一号です。
1958年(昭和33年)発行、1986年(昭和61年)停止。
ちなみに昭和33年というと、東京タワー、日清チキンラーメン、
ホンダスーパーカブ、スバル360などが登場、
特にこの1万円札は高度経済成長期の日本にあって
聖徳太子がお札の代名詞となって行きました。
透かしには太子に縁の深い法隆寺夢殿が採用されています。
さしずめバブルに浮かれた夢の跡?
聖徳太子は1930年(昭和5年)に発行された百円紙幣に採用されて以来、
7種類のお札に登場、お札の顔としてすっかり定着した感があります。
こうしてみるとお金は毎日のように見かけますが、
細かいデザインなどは殆ど認識していないことに気付かされます。