リハのときに合唱曲の「ふるさと」の曲名を紹介するシーンがありました。
「次の曲目はふるさとです」と言ったあと、ちょっと暗いかな、とつぶやいて
「次の曲名はふるさとです」とトーンをあげて言い直しました。
声の調子で雰囲気はガラリと変わることを実感した瞬間でした。
普段自分たちは声の調子を気にする事無く、なにげに自分のペースで話しています。
演劇人やアナウンサー等、話すことを仕事にしている人たちは話し方にとても気を遣っている、
というプロ意識が徹底しているのかも知れません。
太鼓の口唱歌という手法は、曲をことばで表現したもの、
テンテンテレツクとドンドンドコドコは同じフレーズですが、語感で打ち分けます。
声も楽器ととらえると、声の表現はとっても重要な事を改めて再認識します。
そんな事に気付かさせてもらった朝の番組でした。