七夕の 空を見上げて 思うこと 旧き暦の 逢瀬は安心
7月7日は七夕祭り。
年に一度、天の川越しの織り姫と牽牛の逢瀬、巷では空模様が話題になっています。
この時期晴れ間が出る方が珍しく、曇りや雨になる日が多いとか。
梅雨も明けていない頃なのでさもありなんですね。
元々この七夕祭りは旧暦の7月7日、今の8月7日のお祭り、
雨とはあまり縁が無い時期なんですね。
この新暦と旧暦のズレ、あまり意に介さず生活していますが
本来の祭事と季節のズレの違和感はあります。
正月、新春や迎春、と春の訪れを喜んでいますが実際はまだ寒く、春らしさなんてありません。
2月になればそんな雰囲気を肌で感じられますが、1月は春はまだ遠くにいます。
中国文化圏では2月のお正月を大々的にお祝いする風習が生きているし、
仙台など東北の七夕祭りは8月に行われています。
新暦旧暦の二重生活、いかにも日本的な習慣ではあるかも知れません。