川柳：英国EU離脱

　英国は　さてええ国に　なれるやら　

英国が国民投票によってEU離脱の道を選んだ。

投票結果は離脱派が残留派をわずかに上回ったけれど

大局的に見ると国をほぼ二分している。

英国がEU離脱する事で残留派のスコットランドが独立に動く可能性もあり、

そうなると大英帝国どころか孤立した島国に落ちぶれる事にもなりかねない。

今は英国に拠点を置いている外国企業や金融機関はメリットがなければ

他のEU諸国に流出の動きも見せるやも。

移民を排除することで低賃金の労働力が失われ、

それによって果たして購買力が上向きになるのかどうか。

各国の株式市場や為替相場が波乱含みで移行中、

どこで落ち着くのかどこまで落行くのか、世界が注目。

アベチャンもこの機に消費税アップを先送りすればグッドタイミングだったけれど

こういう事態は読み切れなかったのか・・・楽観していたのか。

消費税どころかアベノミクス壊滅にもつながりかねない状況。

EU離脱でイギリスが窮地に陥る時は中国が全面的に支援する体制を整えているとか、

中国もなかなかしたたかであります。