HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:小学校でお囃子講習

日本太鼓協会を通じて、埼玉の小学校で江戸囃子の講習をやってくれないかと頼まれました。

学校の授業の一環なので、平日の昼間という事もあり行けるのが3人、

しかし3人とも江戸囃子の経験無し、あちこち手を尽くして情報を得、

独学で講習に臨みました。

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4年から6年迄19人の女子生徒が集まりました。

演奏を一度見させてもらい、テンポや構成を確認、前もって白板に譜面を書いておいたものを

使い一行ずつやって行きました。

まずは口唱歌で言える重要性を伝え、口唱歌ができれば必ず打てると自信をつけました。

そして口唱歌はメリハリ、強弱を表現するつもりで言う事、棒読みはダメ、と伝えました。

そうこうしてやっていけば行くほど、よくなっていくのがわかります。

後、子供の太鼓に多いのですが、棒立ちで太鼓を打つ、

矢倉置きの太鼓の両面を二人でおろしを打っている姿がまさにそれ、

打ち出しは一番注目を浴びるので、思い切り格好付けて演奏するよう指導しました。

45分の講習で全部できませんでしたが、先生曰く、今迄と全然違うと喜んでいただきました。

先生は二人陪席されていましたが、この先生達に太鼓のポイントが伝われば

その後の授業に活かして指導してもらえるので曲を通りいっぺんではなく

演奏するにあたって重要な要素をなるべくお伝えしました。

最後に先生の方から生徒たちにそれらのポイントが語られたので安心しました。


譜面を見た時には戸惑いましたが、今回の講習を通じて、

今迄興味はあったけれど縁が無かったお囃子に触れる事ができとてもよかったと思います。