パナマ帽 深めに被り 蓄財し
パナマ文書なるものが世界を揺るがしています。
その運河も通る世界の船の約3割がパナマ船籍だそうで、
パナマ国籍の船であれば自国に税金を支払わなくて済むという
諸国の税金逃れに目をつけた金融政策が功を奏している小さな国。
そういう手続きに精通しているパナマの法律事務所があり
今回、そこからハッカーによると思われる膨大な金融情報が漏洩し、
世界のお金持ち、国家元首、会社等の名前が公にばれてしまいました。
合法的にやっていることなので問題無し、とシラを切る人が殆どですが
まあ、お金持ちは裏で何やっているかわかったもんじゃありません。
地球上の富の再分配が極端に権力者に偏ってしまっているんじゃないかと思われます。
これは昔から何も変わってないか・・・。
どこかの国でも大統領じゃなくなったとたんに不正蓄財があばかれて
本人や親類縁者がお縄になるというのもよく聞く話。
今回のパナマ文書で、自国の納税義務を逃れたということで辞任に追い込まれた首相も。
中国やロシア、イギリスの国家元首の名前も出ちゃってますが、これは恥ですね。
これは国民の納税義務違反で即クビでしょう。
正直な 納税市民 ばかを見る
という心情かな。