若者が 駆るブレーキの ない車
時速100kmほどの猛スピードで交差点に進入、
タクシーと激突し、タクシーの運転手さんは死亡、
そのまま逃走して次々と車にぶつかり停車、車から走って逃げたところを捕獲されました。
逮捕されたのは20歳の若者、酒を呑んでいて怖くなって逃げたと供述しているそうです。
衝突の瞬間が他のタクシーのドライブレコーダーで確認できますが
20年程前に目撃した衝突事故を思い出しました。
あの頃はオフロードバイクに乗っていましたが、早朝の国道で赤信号になったので停まると
目の横を何やら猛スピードで通過する影があり、
次の瞬間ちょうど左から右折して来たトレーラー後部に突っ込みました。
車は屋根が吹き飛んでオープンカー状態になり、左側の路肩に乗り上げて停まりました。
いやあ、オソロシイ光景でした・・・。
若者は経験の質や量が足りないため、無茶な事にブレーキをかけられない事が多い。
それが世の中を変えて行く原動力にもなるのですが、これは両刃の剣ですね。
今回の事故、居酒屋で酒を飲んで、仲間を乗せてハンドルを握り、
大切な家族もいるであろうタクシー運転手の命を奪い、
成人したばかりなのに一生その重みを背負って生きるこれからの人生、
取り返しがつきません。
アクセルを 踏み違えてや 人の道