HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:原子力今昔

昔: 未来をば 明るく照らす 原子力 

今: 事故起きて 暗い世の中 原子力 

小学校の教科書に「第三の火」と称して原子力をもてはやす記述があった事を覚えています。

安全・安心・安価という触れ込みで国が推進して来た原子力による発電、

2011年に起きた福島第一原発事故により、夢物語は吹っ飛びました。

その際に放出された大量の放射性物質は福島のみならず東京迄汚染されてしまいました。

汚染された土地は除染と称して、表面の土をかき集め、

その大量の土の行き場もはっきり決まっていません。

小学校校舎の地下に密かに保管されているケースも。

また雨により流れ出た放射性物質は川の流れに運ばれて東京湾へ、

どこかに高濃度の放射能汚染のホットスポットを作り出している可能性も。

放射能は数十年間消えず、ずっと残ります。

事故を起こした原発廃炉にするのに後40年、

しかし、その見通しは今現在まったく立っていません。

 原子力 安心なのは 原始力?