同じ写真でもモノクロにすると印象がまったく異なります。
先日お亡くなりになった写真にも造詣が深いブロ友のj次郎さんとのやりとりを思い出します。
モノクロ写真は当然ながら色彩情報がありません。
人が認識するのは色とカタチ、
そこから色を除くと残るのはカタチ、
モノクロ写真はカタチを際立たせます。
色という紛らわしい(色気とは違います笑)ものを削ぎ落して
色の芸術からカタチの芸術へと昇華させるのではないでしょうか。
色があると変哲も無い光景がモノクロだと普段見慣れないものになる場合も。
たいがいの人が色のある世界でモノゴトを判断しているということですね。
墨絵や書には色がついていません。
発想の転換でひょっとするとカラーバージョンの書というのもありかもです。