蔦紅葉 ハートの中の ハートかな
近所のブロック塀に見事な紅葉。
よくよく見ると、ハート形の葉っぱの中に穴開きハートが。
紅葉は無条件に美しいと感じます。
そこに移り変わる季節と命の移ろいを見るからでしょうか。
心にしみる光景の一つですね。
気が付くと葉っぱが散って蔦だけがブロック塀にしがみついていたり。
葉っぱも人の一生に重ねて見られたりします。
生まれたての赤ちゃんは文字通り紅葉の手のよう、
わんぱく育ち盛りを過ぎて初々しい若葉の季節を迎え、
太陽をいっぱい浴びてせっせと養分を作る壮年時代、
終盤を迎え、見事に色づいて今迄の生き様の余韻を楽しむかの様。
散り際は派手すぎず、淋し過ぎず、人知れず・・・。
それでもハートは持っていたいもの・・・。
色褪せて 散って行くのも 自然なり