近所のスーパーにて季節の柿を売っていました。
面白かったのは柿を入れている段ボール箱に敷いてある保護材。
薄紫の色付けをした再生紙(と思われる)が使われておりました。
色的にいうと柿のオレンジ色に対し紫は補色関係にあります。
補色というのは色環でいうところの反対色、
この二色を混ぜると黒になります。
お互いの色を際立たせる色の組み合わせです。
段ボールの色に比べると柿をより鮮やかに際立たせています。
販売の現場ではこういうテクニックの研究が進んでいて、
精肉や鮮魚売り場では、おいしく鮮やかに見える照明器具が開発されています。
家に帰って、蛍光灯の下で見るマグロの刺身にガッカリした経験はありませんか?