巨大な涅槃像があるワット・ポーへ。
タイの寺院に共通な回廊に黄金の仏像が並んでいます。
仏塔の台座には聖地な飾り。
どことなくユーモラスな獅子。
これが巨大涅槃像。
全長46mもあるそうで、皆さん写真を撮ってますがおそらく全景は入っていないと思われます。
タイの仏像や仏塔は基本的にレンガを積み、モルタルで成形し、金箔で覆っている構造。
古い寺に行くとそれがよくわかります。
さて、ガイドブックに紹介されている巨大涅槃像の足裏、
なんと修復中でありました。
今年の11月までは拝めないようです。
足の裏だけに裏をかかれた格好です。
涅槃像を安置している本堂の裏の方から周期的な金属音が聞こえて来ます。
仏像の背中側に回って、音の原因が判明。
お布施の鉢がズラ~~~~ッと並んでおり、参拝客は一つ一つに硬貨を投げ入れている音でした。
いくつあるのか、ざっと30m位あるので100個近いのでは?
これはお布施はすればするほど功徳があるというタイ仏教の常識的な宗教観の賜物だと思います。
寺院はあくまでもきらびやかで美しいものでした。
人々の日常に生きている信仰が象徴的に表れているのだと感じました。
ガイドブックによるとここ、ワット・ポーはタイマッサージの総本山との事です。
境内にはそれを示すものがいろいろありました。
マッサージをする仏像。
ツボの図解。
日本の薬師如来も薬を司る医療の仏、
ワット・ポーも同じように人々の健康を願う心と体の拠り所となっているようです。
お寺の東側にはタイマッサージを施術する建物があり、
フットマッサージ、全身マッサージなど15分から1時間コースなどがあります。
私は30分全身マッサージを受けてみる事にしました。
受付はかなり混雑していましたが20分ほど待って施術を受ける事ができました。
日本円で700円くらい?
以前、地方でタイマッサージを受けた事がありましたが、さて本場のマッサージは?
右を下に横になって腕、腰、足、手先、指、今度は左を下に。
その後うつぶせになり肩からふくらはぎまで。
最後はベッドに腰掛け頭、肩、と全身のマッサージでした。
歩き疲れた体をリフレッシュ!と思ったのですが夜、ホテルで足がつったのには困りました・・・。
お寺では猫の姿もよく見かけました。
これぞシャム猫?!
つづく