HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:やる気出してね

来週は見学者が5人来訪予定。

近くの小学校のPTAのお母さんたちとのこと、入会してくれるとシーンが変わりそう。

今は休会者や欠席者が多く、今日は9人でした。

始まりもなんだかダラダラしているし、私語も多い。

本日指導者から漏れたコトバ、ここの一番の問題は先週やった事を覚えていない事と。

毎週のようにリセットされてしまい、同じ事を何度も言わなければならない。

これって失礼な話です、ホント。


さすがに私もたまりかねて練習の最後に話をさせてもらいました。

自分たちが太鼓やっているのはどこかで演奏するのも目標になっています。

演奏するという事はそれを見聞きする観客がいるわけで、

あなたたちはその観客に何かを伝える表現者であるべき。

クレッシェンドができていないという事はその表現を伝えようという気がないからでしょう。

クレッシェンドで表現される太鼓のよさや驚きを観客に届ける、という気持ちがなければ

太鼓に現れて来ないわけで、観客はつまらん太鼓だなあと感じるだけ。


来週の見学者には何としてでも感動してもらいたい、という気持ちで向かわないとだめなんじゃない?

早い話が、もっと気合い入れてちょーだいな、と言いたかったのです。

一つ提案したのは、自分たちの演奏を交互に観たら表現が足りない事がわかるんじゃないでしょうか?

という事。

先日、フットサルの外国人の監督が日本の小学生にフットサルのコーチをした番組がありました。

その中で監督は、一人一人にダメという言葉は絶対に発しません。

監督曰く、言われてもよくはならない、本人が気付かなければ、と。

ゆえに、自分たちがどんな無表情な太鼓を打っているかは自分たちが気付かないとあかんのでしょう。

クレッシェンドができていないので、注意して打ちましょう、と言ってもわかってないんじゃないかと。

チームを二つに分けて、お互いを見合う事でそこに気付くんじゃないかと思う訳です。

それに気付いて、クレッシェンドができるようになればもっとやる気も出て来るのかも知れません。