太鼓はというとこの三要素のひとつ、リズムしかありません。
まあ、近代の組太鼓はいくつもの太鼓を組み合わせてメロディの要素も付加しましたが
ハーモニー(和音)を奏でるまでには至っていません。
それでもやはりリズムの要素がほぼ100%といっても過言ではないでしょう。
リズム中心の太鼓、太鼓の音楽的三要素と言われるものはあるのでしょうか。
(何で三つにこだわるのかは不明?!)
テンポ、ビート、リズムの三つ?
早さ、拍、強弱の組合わせによって生まれる音楽、太鼓はリズムオンリーのためそのリズム感は重要。
あるテレビ番組で、入門から発表会までのピアノレッスンを行うものがありましたが
大事な事はリズムを感じながらピアノに向かうこと、でした。
やはりリズムは音楽の根源的な要素で、その大事なリズムのみを扱う太鼓は簡単なようで実はムズカシイ。
最近練習時に特に感じるのはテンポを一定に刻むこと(=ビート?)の重要性。
これができないとビートも乱れてしまいます。これは聴いていても心地よくない。
あたかも段差の異なる階段を上り下りするのに似て非常に不快です。
一人で打つときも皆で打つときもテンポを一定に刻める事は最低条件かも。
太鼓はよく心臓の鼓動にたとえられます。
心臓の鼓動は一定のテンポをキープして規則正しい。
あせったりびっくりした時は鼓動は早くなりますが、太鼓の鼓動は何があっても一定に。
それがハートを打つ演奏につながるように思えます。