単純と思われる基礎打ちでも一貫性を保ちつつ行うべきと考えています。
最終到達目標を決め、一年計画で進める。
今まではそういう事もなく同じようなメニューをただ繰り返して来たように思います。
人は目標を持つ時と、そうでない時とでは結果が全然違ってくるように思います。
今自分の頭の中にあるのは打ち込む気迫と音を伝えるようになれる事。
ま、これは太鼓の基本中の基本ですけど。
今はこれがまったくといっていい程できていないように感じます。
体のひねりや重心移動をせずにあたかも無表情無感情のロボットが腕を振っているように見える事もしばしば。
表現者として自覚を持つ事と技術、それが地道な基礎打ちを続ける事で培われると思います。
その基礎打ちも、やらされている感ではなく、自分が向上したいと思ってやらなければ意味がありません。
人それぞれ温度差があるなか、基礎打ちもなかなかに難しいと思います。
今の状態で演奏をしても正直感動を伝えられるとは思えません。
打つ側のほんの些細な気持ちの問題なんですけどねえ。