HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:時間がかかる

太鼓に関わってから十数年の月日が流れようとしています。

始めた当初は太鼓の事はまったくわからず、情報も乏しいものでした。

今所属しているサークルが一番長いのですが、もともと趣味のサークルなのでその内容に飽き足らず

あちこちに出かけるようになり、そこでいろいろな太鼓の世界に触れるようになりました。

母体は御諏訪太鼓なので岡谷の道場に習いに行ったり、講師を招いて習ったり。

大太鼓や秩父屋台囃子のワークショップに参加したり、ねぶた祭りの太鼓や笛を習ったり、

今は三宅太鼓や八丈太鼓の教室に通っております。

二年前には日本太鼓協会公認指導員の資格をとり太鼓の演奏や講習も手がけるようになりました。

太鼓をはじめ習い事芸事は1年くらいは何がなんだかわからない状態が続き、

二年目になってようやく何をやっているのかがおぼろげにわかってきて、

三年くらいたつと少~し自分が見えて来る、という感じです。

ま、時間は週に一回くらいのペースで稽古しているという前提で。

八丈太鼓にしても1年以上が過ぎた今、やっとこさなんとなく自分でものを考える事ができるように

なってきた感じです。それでも頭と体がバラバラ状態。

太鼓を打ち込む感覚はいろいろな太鼓を経験してみて、原理は一緒だなあというところに収束しつつあります。

これを太鼓を始めて二~三年の人に口で言ってもなかなか伝わりません。

こればっかりは時間をかけて自分で会得して行くよりないのかも知れません。

畑の土が10年くらいかけて滋養を蓄え、作物を育てるようになるのと同じかも。