スリランカのパン事情

スリランカは東南アジア諸国と違って外食文化はあまり発達していないように思えます。

屋台街というものはなく、そう多くはない飲食店が点在している感じ。

日本の飲食店街のように飲食店だけが軒を連ねている光景は見た記憶がありません。

それでもカフェレストランのようなお店は増えつつあるようです。

このお店もそのうちの一つ。

いろいろなパンやケーキ、カレー、ドリンクをオーダーして

テーブルで食べる事ができます。

以前にも記事にしましたがスリランカはカレーパンの王国、

その種類も豊富です。

日本のカレーパンはパン粉をつけて揚げてあるのが普通ですね。

いつから、どうしてあのスタイルがカレーパンとして定着したのかは定かではありませんが、

ビーフやらベジタブルやら種類はわかれていますがお味は一種類と言えなくもない。

そこへ行くとスリランカのカレーパンは普通のパンの中にスリランカカレーが入っています。

三角のは魚カレー、定番です。

普通のパンは○○バンという表記が。

巻いてあるものもあり、これは○○ロティ、ロティはもちもち感があり、

薄く焼いたクレープ状のものでカレーと一緒に食べるのが普通ですが

それで包んだものがこれに当たります。

ロール状に包んだものをパン粉をつけて揚げたもの、○○ロールは

日本のカレーパンに近い食感です。

海老の素揚げのサンドもよく見かけます。

スリランカのパンはお店によって微妙に味は違いますが、

今まではずれた事はありません。

スリランカのカレーパンは日本のそれと違ってしつこくなく、とてもラサーイ（おいしい）。

こんなケーキもありました。

ライオン（シンハヤ）はスリランカの国旗にも登場する象徴的な動物、

ビールもライオンビールという名のローカルビールがあります。

スリランカは得てして量が多く、お腹いっぱいというのが習慣としてあるような。

デザートのポーションも大きい。

この店のデザートも試してみましたが見かけによらずラサーイでした。