HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

三軒茶屋中央劇場閉館

名画座、昭和のかおりを濃厚に残す映画館です。
 
そんな映画館のひとつが今年の2月14日をもって閉館したよし。
 
その映画館は三軒茶屋中央劇場、封切りより半年~1年遅れの映画の
 
二本立て三本立てを1000円前後で観る事ができました。
 
床はモルタル、狭い椅子、昔ながらの空間にはかつての熱気は失われていましたが
 
古きよき時代の名残はミニシアターや映画コンプレックスが当たり前の世には懐かしいものでした。
 
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今や入館はかないません。
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かつてのチケット売りの窓口も閉鎖されて久しい。
営業していた頃は店内に入ってから券売機でチケットを購入していました。
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この映画館は60年の歴史があるようで、この扉を通って映画を観る事はもうかないそうもありません。
60年の間に一体何十万の人々がこの出入口を行き来したのでしょう。
 
かつて館内の写真も撮っていて、PCのどこかに保存されているはずなんですが行方不明・・・。
 
この映画館の隣にもう一軒名画座三軒茶屋シネマ)があり
こちらはまだ営業中ですが、再開発が本格化すると消えいく運命にあるのでしょうか。
 
名画といわれる映画も劇場で観る事もなくDVDレンタルで事済む世の中、
 
昭和の絶滅危惧種に指定されている名画座
 
ここにまたひとつその終焉を迎える寂しい現実がありました。