先日の木曜教室はたいへんな人出でした(笑)。
今までで一番多かったのではないでしょうか。
その数25人、一台の太鼓に8人ずつなのですが、スタジオの形(ほぼ正方形)がよろしくなく
控えている場所がとりにくいのです。
打ち手の間をすり抜けながら移動しなければならず、新人の多い木曜教室はてんやわんやでした。
人が多かった理由のひとつに豪州三宅会の人たちの参加がありました。
オーストラリアはメルボルンで太鼓をやっている方たちの飛び入り参加でした。
練習後は新人歓迎会に合流、木曜教室は新人が6人も増え、にぎやかに。
稽古の方は人数が多いためひたすら打ち込みと六上げをちょこっと。
右手の動きに比べると左手は動作が複雑になるのでそこはしっかり稽古してくださいとの檄が飛びました。
11月にある発表会の話もちらちらと出始めたり、なかなかにやる気のあるメンバーと
太鼓を打つのは楽しいものです。
三宅はどちらかというと集団というよりは個人プレーが基本になる太鼓だと思います。
個人は集団の一部ではなく、個人の集まりが集団を形成する。
曲らしい曲があるわけではなくシンプルなフレーズを打ちつないで行く太鼓です。
練習中下拍子が交代時にとぎれたり、音が乱れたり、というシーンがありましたがこれはそれぞれが
気を使い、全体の流れを作っていかなければならない課題ですが、
マスゲームのように全体の見え方のカタチを揃えるとか、その方向性は目指してはいないと思います。
個人的にどこまで音が出せるのか、力強く見せられるのか、
それが集まって全体で見せる太鼓ではないかと思うわけです。
これはあくまでも私個人の捉え方なので、三宅教室全体の考え方ではありません。