この季節にホタルのお題ですが
スリランカの兄のロッジには2月に蛍がおりました。
日本のホタルと比べるとすごく小さいのですが、
その分光に鋭さがあるような印象。
すぐ近くに川があるのですが、これがお世辞にもきれいとは言えないいわゆるドブ川、
それでも蛍が棲息できる環境なんでしょうね。
まだ合成洗剤や殺虫剤の類を使っていないからかも知れません。
ホタルの光は心細く繊細ですがその点滅するさまは人の心を無条件に開放するようです。
夜のしじまをフ~ッと飛んでいくホタルを眺めている表情は皆、穏やかになります。
日本では都市化が進み、ホタルも居場所を失ってしまいましたが
ホタルの飛び交うさまを見たことがない子供はカナシイと思います。
スリランカのホタルも未来に明かりをともし続けてほしいものです。