本番演奏ではいろいろな事が起きます。
瞬時瞬時にとっさの判断、臨機応変さが求められます。
でもこれってそのシーンの、あるいはそれに似たシーンの経験があってとっさの判断が下せるように思います。
先日町内で行われた防災訓練、一回でも経験しておくとそれが活きてくるのとまったく同じように思います。
未経験の事に関してはその答えの出し方がわからず、頭もカラダも反応する用意がないのではないのかと。
人は(失敗の)経験を積むことで臨機応変さや的確なとっさの判断ができるようになるように思います。
日頃の太鼓の練習でもバチを落とした時にどう反応するかを含めて練習しておくのもその一環と。
また、演奏時に音がばらつき始めたらどう立て直すか、も日常で経験しておかないと難しい。
笛の入がずれちゃう、とか、締めのフレーズをとばしちゃうとか、走り過ぎて収拾がつかなくなる、とか
それを経験して、対処方法を研究して、訓練しておくことが肝心かと思います。
ひらたく言えば場数を踏む、修羅場をくぐる、という事でしょうか・・・。
想定外の事に臨機応変に対応できる知恵と知識と経験値、太鼓の世界だけにとどまりませんね~。