HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:日本太鼓協会公認指導員講習

日本太鼓協会公認指導員二期目の講習終了。
 
今回は祭り工房の北原永(きたはらひさし)氏の5回の講習。
 
和太鼓は世界で類を見ない丈夫な楽器というのが氏の持論。
 
その丈夫な楽器の特性を活かしきるのも和太鼓の持つ魅力の一つであると。
 
今回の講習ではその基本の基本を理論と実践を交えて毎回確認を行った。
 
太鼓を何年も打っていても本当の音が出ていない人もけっこう多い。
 
音が出ればいいというものでもないけれど、必要な時に必要な音が出せる技や力は習得しておいて損はない。
 
最終回もやはりそのフォームと音の確認があり、腕の軌跡の注意を受けた。
 
どうも腕が外側に回って出てくる癖があるようで、音は出ているが、子供などに指導する場合癖があるのは
 
よろしくないとのアドバイスを受けた。
 
確かに腕の振りは素直であるべきで、この癖の修復はせねばならんなあ。
 
その他に作曲のための理論も教わって、夏祭りという著作権フリーの曲を習い講習終了。
 
講義の中でおもしろかったのは打つときの姿勢で、常に胸で客席を見るようにということ。
 
打面ばかり見て顔を下向きにするのは印象がよくない。
 
胸が正面をみていれば顔が横に向いてもサマになっていると、これはなるほどであった。
 
腰の上に上体を載せるのも中心を傾けずにふわっと載せる。
 
重心の移動が無理なくできるのが肝心。
 
今回の講習では伏せ打ちがメインでしたがその一番重要な事を学ぶ事ができたように思います。