HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

三宅考59

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三宅教室発表会リハ風景
 
三宅教室発表会が終わりました。
12:00開演18:00終了の長丁場、我々新宿木曜教室は2番目の演奏でした。
三宅だけでは変化に乏しいため関連団体の演目も挿入されています。
栃木や山梨、長野からも参加しています。
 
自分たちの演奏は部分的に入る人の順番を間違えたりのハプニングがあったようですが
全体的には練習の甲斐あってなんとかおさまりました。
津村代表にもよかったという評をいただき、一安心。
 
自分に関しては前日のリハのビデオで修正を試みましたが
舞台の上ではそれもままならず、ひたすら声を出すことと
太鼓の音を出すための打ち込みに全力を注ぎました。
声に関しては反射する残響音が自分に聴こえるくらい出していたので
客席に届いていたものと思われます。
 
演奏直前に皆に伝えたのは
そもそも三宅はお祭りの太鼓なので皆で囃すように声を出す事
緊張していても声を出す事で気持ちが入る、元気がもらえる事。
 
これを見事に具現化していたのは横浜栄区教室でした。
舞台構成、衣装、太鼓の配置、どれをとってもすばらしいものがありました。
人数も多かったのですが始めは男性のみの三宅。
グリーンのTシャツに白のズボン、背景の色は赤い照明。
三宅本来の音を十分に堪能できる演奏。
次に登場したのは女性陣。
パープルのTシャツに白いズボン。
背景は黄色の照明。
男性も女性も衣装と舞台照明の補色効果を使いこなしています。
打ち方もストップモーション効果を採り入れたり、とても斬新。
最後に男女一緒に打つわけですがその時は男性陣もパープルのTシャツになっています。
太鼓の増設も女性が打っている間にそつなく行われ舞台に切れ目が生じません。
全員の中で一台だけで打つ、それも新人ぽい子供と障害のあるメンバーが主役で。
周りでは全員がはやしたてているという演出、こころにくいではありませんか。
 
いやあ、とっても素敵な舞台でありました。
 
その他の教室はどこも似たりよったり。
やはり打ち込みができていない人の演奏は見ていてもつまらないものですね。
 
最後は講師陣の演奏。
やはり叩き出される音ははんぱじゃないです。
破裂音というか爆発音というか、やはり三宅の魅力は音。
発表会も舞台構成に凝る以前に音をしっかり出して打つのが基本というのを再認識させられましたです。