朝、駅へ向かう途中の緑道にて。
後方からカラスが頭上を越えて小川の傍の柵に音もなく舞い降りた。
いつもとなんとなく雰囲気が違うなーと思いつつ、
ふとカラスが降りたところから3メートルくらい先の石垣に目がいきました。
そこにはなんと茂みに頭を突っ込んだ微動だにしないネズミの姿が。
ネズミの体から最大の危険信号が発せられている緊張感が伝わってきます。
ネズミにとっては命がかかってますから。(実はカラスもね)
鳥や動物の目は動体視力にたけていて、動く獲物をすばやく捕らえる事ができるそうな。
このネズミにとっては動かないことが今を生き延びる最大の武器なのかも。
写真を撮りたかったのですが先を急いだのでその場を立ち去りました。
そういえば先日のテレビで「なまけもの」についてやっていましたが、
なまけものはあの緩慢な動きゆえ敵に見つかりにくいと解説していたなあ。
人間界のなまけものは動かない事が命取り?!