HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:三宅考40

3月最後の稽古。
 
地震後最初の教室だった。
 
打ち合わせが長引いて30分遅れて入室。
 
扉を開けるとえらく人がいっぱい、曜日を間違えたんじゃないかと思ったほど。
 
本日は大先生がお見えになりました。
 
左手、右手、体重移動、右足左足の動きをそれぞれ始めから。
 
左手はまっすぐ上。横から見ても上に。
 
バチは人差し指だけで支えられるくらいの感じでそれに親指を添える。
 
バチを安定させる為に手の平に当てる。
 
「つっく」で右肩に背負う。背負う動作を素早く行い、溜めの後、肘から鋭く打ち出す。
 
右手はバチの持ち方は左に同じ、肩の高さでバチ先をやや斜めにして構える。
 
肘を直角になるように曲げ、同時にバチは開放。
 
この時バチ先は二の腕に当たります。
 
肘が先行し、体の前で手の平を上にして打ち込む。
 
腰は落として肛門を閉める。これによって胸が開き、大きく見せる事ができる。
 
左手で打つ時は左足を伸ばす、右手で打つ時は右足を伸ばす。
(単純な動きですがこれがムズカシイ!)
 
個人的に言われたのは、溜めの時間が短く打ち出しがまだまだ早いと。
 
今後の課題は溜めの習得と姿勢。
 
どうしても前かがみになる癖が出てしまう。
 
音はかなり出るようになったと思います。
 
打つ、というよりはバチを叩き込むという感覚。
 
 
音、姿、余韻、人を魅了する自分のスタイルを確立したいもんです。
 
 
大先生はこう言われてました。
 
三宅は外で打つ事も多い。
 
ぐるり周りから見られるのでそれも意識して姿を作ること。
 
音を出す事。音を聞いている人の体に入れて行く。これは俺らの三宅の魅力です。
 
音で注意が引けたら姿で力強さを伝える。観ている人の目を釘付けにするように。
 
 
舞台で勝負!という事でしょうか。
 
皆それを目指して切磋琢磨です。