何事も なきありがたさ 噛みしめる
一瞬にして奪われる日常
日々の暮らしや友人や家族が
家や工場や会社が目の前から消える
湯船にも浸かれず
暖かい食事もとれず
着の身着のままで放射能の
恐怖と隣り合わせの毎日
絶望の中、暖房の無い板の間で過ごす夜
まだ当たり前の日常がある事に
これが当たり前と感じてはいけない事に
今回の災害は気付かせてくれる
我先に買いだめや買占めに走る人々
善意につけ込んだ詐欺
こういう醜い行為を人として憎む
まだ当たり前の日常があるのだから
ニュースで見る被災地の方々の
助け合い励ましあい、
深い悲しみの中で
前向きに生きようとする姿に
こちらが救われる思いがいたします。