HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:和風

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太鼓を始めるようになって和風の生活スタイルが多くなりました。
その一つが雪駄
先日、太鼓の練習で雪駄履きででかけてすぐ、忘れものに気が付き家に引き返しました。
家にあがって忘れ物をとり、また外に。
その時に思った事ですが、靴だとこの手軽さはないだろうと。
もともと靴の文化は土足文化、履きっぱなしの生活が基本でしょう。
日本の古来からの文化は家にあがる時は履物をぬぎ、裸足の生活が基本でした。(です。)
気軽に家を出入りするには雪駄や下駄ばきがまったくもって便利。
今は珍しくなった縁側のある家では、ちょいと庭に出るのにいちいち靴を履いたりしませんよね。
そこには踏み石の上に下駄が必ずあったはずです。
下駄の生活は外反母趾とは無縁です。
文明開化の波によって日本のよき生活習慣まで流されてしまったと感じるのは和風の生活を体験してみてはじめてわかる事なのかも知れません。
これも太鼓のおかげかな。