龍笛の稽古。
近代雅楽の鶏徳という曲を4週にわたってやりました。
近代雅楽は口唱歌必須です。
右手で膝を打ちながら拍子をとります。
口唱歌譜はトールラトールロというような書き方で
文字と音程が必ずしも合っていません。
口唱歌譜だけで音にするのは不可能で、口伝しか方法はありません。
難解なのはこの口唱歌譜と、笛譜が合っていない事。
伝承される間に口唱歌は変化してしまったのでしょう。
書かれた楽譜はあまり変化しませんから。
鶏徳は平調(ひょうぢょう)、ト長調の曲。
ソが基音になる春の曲です。
いやあ、近代雅楽は難しいです。
4/4(日)桜の木の下で笛を吹く催しがありますが、その時に吹いてみようかと。
あまりなじみがない音楽のはずですから、耳にする機会もないと思います。
ああ、練習しないと。
でもこういう事があると集中してやるので、いい事ではありますわい。
(逆に言うとこういうことでもないと練習せんということ?)