セット打ち、いわゆる複式単打のワークショップに参加しました。
太鼓の打ち方の分類は以下のものがあるようです。
単式単打・・・一つの太鼓を一人で打つ
複式単打・・・数種の太鼓を一人で打つ
単式複打・・・一つの太鼓を二人以上で打つ
複式複打・・・数種の太鼓を二人以上で打つ
単式単打の代表は盆太鼓、櫓の上で一人でドドンガドン^0^)//
単式複打は石川県の御陣乗太鼓が有名、
複式複打はその創始者といわれる小口大八さんの御諏訪太鼓が有名。
今回は複式単打、太鼓の演奏会でよく見られる西洋のドラムスのような構成。
締め太鼓と長胴と桶胴の三種類のセットでした。
楽譜を手渡されて、そこには16分音符や8分音符が平気な顔をして並んでおります。
ひぇ~~~。
まずは基本から。
今までの和太鼓を打つ!という感覚ではなく、ノリで叩く!という感じです。
慣れてきたら、いよいよ本曲。
手首と指の使い方がポイントです。
(右手で)左、右、左、右、左、右、(両手で同時に)左右、左右・・・
これを8分音符で。
この後、三種類の太鼓を使っての曲を3時間ほどやりましたが、とても覚え切れません。
おじさんはウロウロマゴマゴ・・・。
それでもフレーズのヒントや裏拍の取り方、スタイリッシュな打ち方等々、
どれもが新鮮で顔を引きつらせながら楽しみましたです。
一緒に受講した男性もいろいろな太鼓をやっていて、そういう知り合いができるのも
ワークショップのもう一つの楽しみであります。
ちょい気になったのは講習が終わった時点でいつもなら汗がしたたり落ちているのに、
あまり汗をかいていないのと下半身の疲れがないという事。
単に自分の打ち込みができていなかったのか?
冷や汗はいっぱいかいたけどなあ・・・。
帰りの電車で、これは和太鼓の打ち方とは違うのではないか
という疑問がふと浮かびましたでござるよ。
ま、何でも体験するのはよい事に違いないです。