富田和彦氏主催の大太鼓のワークショップに参加しました。
本来は二日間の合宿なのですが、初日の基礎のみに参加。
会場に大太鼓ばかりずらりと並んだ風景は壮観です。
まずは基本の基から。
バチの軌跡が素直でない事を指摘されました。
自分の打ち姿は見る事ができないため、無理にお願いをして
ビデオカメラを持ち込みました。
後で見てみると、確かに右手のバチが無駄な軌跡を描いているのがよくわかります。
どうやら手首が内側に向いているため、というのがわかってきます。
そうやって自分の姿を修正して行くのは必要ですね。
このワークショップの圧巻は最後の最後に待っていました。
それでは太鼓の花道やります、と言われて、え、太鼓の花道ってなんじゃらほいと。
えーそれでは五台並んだ大太鼓を参加者全員で30分間打ち続けます、
と!簡単に言われてしまった。
30分間も打てるんかいな、絶対途中でダウンするなと思いつつ、さあ、始まりました。
途中照明を落とされ、ほぼ暗闇の中、両隣の打ち手の気配を感じながら
太鼓にくらいついて行きます。
テンポは常に一定。10人のうち誰かがそれとなくテンポをキープしています。
それにフリーリズムで乗って行く。
三連譜、五連譜、裏拍、十六分等なんでもありです。
先生が打ち手の肩を叩いて隣の太鼓に移る合図をします。
太鼓の表(どちらも表?)の振動を感じながらこちらも打つ。
隣の太鼓の息を感じてひたすら打つ。
そんなこんなで30分間打ち切ってしまいました。
恐らく一人では無理だったと思います。
やはり太鼓はコミュニケーション!
実に貴重な体験でありました。
(本文と写真は関係ありません)