先回、久しぶりに師匠の顔を見ることができた。
「祭り」という曲を作っていただいているのでその演奏をみてもらった。
以前より音が出ているし、着実に進歩しているとの評価。
喜んでいるのも束の間、だったら曲を変えますと!
ま、作曲者の立場からなら、ここまでできるようになったらこうしよう、
というのは当然かも。
曲も進化する、ということでしょうか。
その後、新人も増えたので大太鼓の打ち方を改めて習った。
大切な事、太鼓は上から打つ。
なぜならばバチの重さを利用できるから。
言われてみれば当たり前だが、日常の練習ではなかなか気が付かない。
この重力を利用して力を発揮するというのは太極拳でも同じ。
体を5センチ沈めるだけで、5センチの位置エネルギーを利用できる。
同じ音圧を得るのに横から打つのと上から打つ音を比較してみると、確かに響きが違う。
太鼓は上から打つ、これはすべてではないけれど一つの重要なセオリー。
これ以外にもたくさんのポイントを教えていただいた。
自由練習でひとつずつ実践してみよう。
ところで、最近みつけた祭り工房を主宰している北原 永さんのサイト。
↓
http://www.matsuri-kobo.com/dokohe/index.html
以前大打の演奏も拝見したけれど、すばらしい演奏でした。
きちんとした思想の上での音作りに納得です。