本日、奉納演奏があります。
夏祭りと秋祭りの毎年定番の演奏会であります。
演奏会では自分の出来る事、自分のベストを尽くす事しかありません。
私は常日頃から、演奏会のためだけの練習に終始するのはしたくないと言っています。
と言っても段取りや入り捌けの練習はしておかないと演奏会にならないので必要最低限のチェックはしないとなりませんけど。
演奏会は日頃の練習の成果を披露するところと思っているので、その普通の練習がいかに充実しているかが大切と思ってます。
それぞれのレベルで目標をおいてクリアするためにそれぞれが一生懸命やる。
個人の成長と全体の進歩。
その根本となるのは太鼓の仲間と自分を信じる事と思ってます。
一度バチを握ったらそこは太鼓しかない世界。
人が失敗したら舌打ちせずにその失敗を自分がカバーするという気持ち。
いかに気持ちよく仲間が打てるかを考えながらテンポを刻む。
崩れかけたらがんばれ!という気を送る。
お互いに励ましあって音を創る気合。
それができないうちは観客を感動させる演奏は到底無理なのではないでしょうか。