かつてはうらぶれた古着屋とか靴屋とかが軒を連ねていたところです。
正面に見えるレンガ色の建物は浅草公会堂。
こうしてみるとなんだか粋じゃないですねえ。
街の景観を統一するという台東区の条例が平成15年に制定されました。
カラーリングやサインの規制が強化され、街並みが整備されました。
何となく人工的な匂いもしないではないですが、これを契機に街を愛する気構えが醸成さ
れればよいですね。
一方で、街が変にきれいになって、自然発生的な人間くささが失われるのは一抹の寂しさ
があります。
ま、街は建物と同時に人が創り出すものでもありますから、人情味のある街つくりをして
もらいたいもんです。
