その昔、タイのバンコクに仕事で行った折、タクシーの運転手にブランドは好きか?と声をかけられました。
好きなら安く買えるところに案内すると。
同僚はブランドとか大好きで、乗り気になりました。
翌日がオフだったのでそのタクシーにホテルに来てもらいブランドショップとやらに繰り出してみました。
街中の怪しげな狭い階段を2階に上がるとそこには鉄の扉が。
タクシーの運ちゃんがドアをノックすると小窓が開き、二言三言交わして中に入れます。なにやら安物のサスペンス映画を観ているような・・・。
案内された部屋は中はそこそこ広く、ローレックスの時計からグッチ、シャネルのバッグ、スカーフからTシャツまでありとあらゆるブランド商品が並んでおります。
もちろん全部偽物。
売る方も買う方も承知の上です。
同僚はうれしそうにローレックスの時計を腕にはめてちょっと見はわからんねと満足そう。
そうまでしてブランド品で着飾る気持ちがわかりません・・・。
ブランド品は富の象徴なんだろか。
ホンモノを買う財力がないのでニセモノでニセセレブ???
なんか卑しいね。
偽ブランドで思い出す事。
イランに旅行に行った時、立ち寄った土産物ショップでシャネルとルイビトンとフェンディのブランドマークがすべて散りばめられているスカーフがありました。
その時は呆れましたが、今となっては逆にいい土産になったと購入しなかったのを後悔してます。