HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

ビジョンを示せない政治

新型コロナ感染者の急激な増加に際し、記者団に向かって、いたずらに不安を煽る事はやめていただきたい、と東京都の福祉保健局長の言。 

こんな発言をする人が東京都のお偉い局長さんという事がいたずらに不安を煽る行為自体そのものじゃないのかえ?

これって言論統制になりかねない問題発言と感じまする。

事実を公表して備える行為がいたずらに不安を煽ることになるんかいな。

 

こういう事態にはこう対応する、というビジョンを示し対応するのが政治や行政の役割でしょうに。その意味ではマスコミをうまく使う方が国民の安心につながる事でしょう。

マスコミに対してはどうせあんたたちはオモシロオカシク書くんだろ、と逆切れした余人に代えがたい重鎮もおりましたが、このお人は女性蔑視発言で表舞台から姿を消しました。

 

緊急事態宣言についてのガースーの記者会見、通り一遍の受け答えをするだけで逃げるようにその場を去って行きました。

翌日、緊急事態宣言4府県追加についての記者会見、ガースーの言は相変わらず具体的数字での提示がなく、すみやかに、とか、できるだけ早く、としか言いません。

また質問の意図をわかってかわからずか、自分の都合のいい事だけを繰り返すだけ、こりゃダメだわ。

国民とどうやって危機感を共有するのか?の質問に、高齢者はワクチン接種が進みその効果が出ている、というのが質問の答えなんですかね、アほちゃうか。

 

感染者が増える=重症化する人の数が増える=入院する人が増える=ベッドが埋まる=入院できずに自宅療養の人が増える=急激な悪化で死亡する、という図式が成り立つわけで、一時期の大阪では入院できない自宅療養中に命を落とすという医療崩壊状態をすでに経験済み、全国規模でこれは阻止すべきで、そのためには・・・と具体策を示すべきでしょう。

 

感染急拡大の原因推察を行い、対応策を国民に明示するのが国のリーダーの役割でしょうに。

一方でお祭り騒ぎのオリンピックを行いながら、その一方で危機感の共有が行えていない、なんだか矛盾しているように思います。

苦しんでいる国民に明解なビジョンを示せないガースー、もはや退場して欲しいと願う声の大きさは内閣支持率が示しています。

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ニャンとももう疲れたよ。