物黒有無モノクローム写真館
昭和の香りが色濃く残る街並、現在どうなっている事でしょう。 都市の再開発が進み、街はきれいになって行きます。 それにつれ自然発生的な人の息遣いが聞こえて来るような雑多な街並は姿を消して行きます。 あたかも市場がスーパーマーケットになるように。…
こちらは10数年前の東京タワーにて。 文面も文字面もなぜか昭和っぽいです。 こちらは九段にある近代科学館のフロアサイン。 やはり10数年前のものです。 どことなく時代性を感じさせるもんですねえ。 その後東京タワーも近代科学館もルニューアルされ …
写真で一般の人物のスナップを撮るのは肖像権とやらでかなり難しくなりました。 撮るのはよいのですが、公表する場合本人の了解をとるのが困難な場合が殆ど。 という事で文字通り「顔のない」写真になってしまいます。 これらは浅草の阿波踊りの写楽連の皆…
焦点強調写真の二点。 下の写真は動く歩道ですが視点を下げて撮影。 動く歩道の前で腰を屈めているへんなおじさんになってしまいました。 場所は渋谷駅ですが新しくできた埼京線・湘南新宿ラインのホームは 元々の渋谷駅から300メートルほど離れておりま…
上は有田に行ったとき偶然出くわした陶器市にてのショット。 下は鎌倉でのデジカメオフ会に生まれて初めて参加した時のショット。 両方とも「聖なる清めの」液体を入れる器ということで共通点はあるのかも。 有田ではとても面白い経験をした事を覚えています…
小学校の桜の木。 なんだかとてもアンバランスな枝振り。 校舎側に根が張れない分こちらに来たのかその辺は定かではありません。 若い頃、新宿御苑の巨木をスケッチした事がありますが 重力に抗して伸ばした枝振りの力学的美しさにほとほと感心した事があり…
都会の木は選定されて自然と言っても人工的なもののひとつ。 背景の建物はかつての国鉄アパート、今は建て替えられて存在しません。 写真から色を取り去ると造形性が強調される事は前にも書きましたが 実際の立体の世界ではどうなのでしょう。 新しくできた…
かつての日本の繁栄を支えた鉄道 輸送量や質の変化に伴って廃線に追い込まれた路線もたくさんあります。 モノや人が数多く往来するとそれだけで経済効果があります。 逆に鉄道や幹線道路の経路が変わるだけで栄えたり衰退したり。 その意味で交通の要所はい…
やはり10年以上前のもの、恐らく青山で撮ったものかと記憶しております。 バブル時代に青山あたりは地上げの嵐に見舞われており、住宅街もその波に洗われて虫食い状態に。 しかしながらバブルがはじけ、そこここに未開発地が放置されるはめに。 どこかし…
足元を見ると二次元のビール缶
10数年前の上野公園でのワンショット。 元々はカラーですがモノクロに変換、それに色を着けてみました。 明治時代に日本のお土産として着色した写真が人気だったとか。 それ風にちょいとお遊び。
夜の縁日はアセチレンガス灯のまばゆさ 籐製の輪投げの頼りない重さ たいした事はないのになぜかウキウキする子供心
北千住、江戸時代の日光街道・奥州街道の一つ目の宿場町、千住宿の一部。 これらのお店は旧日光街道沿いにあります(ありました?) ちなみに江戸時代、五街道の四宿(ししゅく)は 東海道の品川宿、甲州道の内藤新宿、中山道の板橋宿、そしてここ千住宿。 …
東京の屋台、大阪焼き 大阪にはないそうな。 今川焼きのような金属製の型で焼くお好み焼きのようなものです。 今はわかりませんがおでんも大阪にはないんです。 というか、大阪ではおでんの事を関東炊きと呼んでいました。 この写真も10年以上前のもので撮影…
広島シリーズが続きます。 やはり10数年前の写真です。 何とも昭和の香り満杯といったところ。 この市場も今年、再開発で消えるとの事。 跡地には超高層のオフィスビルと住宅棟が建設されるそうです。 一時期は100店あまりが店を出して買い物客でにぎわ…
JR西日本可部線の駅。 これも10数年前のある日の光景です。 検索してみると今はそっけない駅になっている様子。 鉄道はバスとは違って、どこか親近感というか愛着めいたものを感じます。 不思議。
日本の映画産業が斜陽と言われて久しい。 今はどうなんでしょう。 13年前の広島駅前東映、無残なり、ですね。 東映=やくざ路線の印象がありますが、世に迎合しているだけでは 斜陽化したのは必然かもと思ったり。 仕事で名画座と言われる映画館の館主と話を…
新しい書庫追加しました。 物黒有無(モノクローム)写真館。 PCの写真の整理をしている時に出て来た10年以上前の写真たち。 元々はカラーなのですが、PC加工でモノクロに。 色の情報を取り去るとカタチが際立ってきます。 これは例えはよくないかも知れま…