無念 親の子殺し 子の親殺し
ここのところ親が自分の幼子を虐待し、死に至らしめる悲惨な事件が続いて起きてます。
事件が起きてから児童相談所などの拙い対応も明らかに。
相談される方も色々な事情があるのでしょうが、子供の命が奪われるという事実は重い・・・。
幼子だけではなく、子供といっても50代60代の子供をその親が刺し殺すという事件も。
そうかと言えば若年層・成人による子供の親殺しや、50代60代の子の高齢者である親殺しも。
いずれも育児疲れや介護疲れが原因の多くを占めているようです。
また親の過保護や過干渉が引き金にもなっているケースも。
とある論文によると、日本は情念的な子殺し親殺しのパターンが顕著であるとか。
欧米においては個人主義が発達しており、子供を個人としての人格を認める傾向が強く、
日本のように子供が親の所有物であるという錯覚の持ち主は少ない。
またキリスト教は自殺も認めていないので親子心中が起こる土壌がないそうです。
日本の場合、殺人事件は年間1000件未満との事ですが
その多くが血縁関係者によるものだそうです。
諸外国と比べると強盗殺人など突発的殺人事件が少なく、
これを裏返すと日本は治安がいいという事になるようです。
しかしながら、虐待の末に子を死に追いやる親の行為は到底許されるべきものではないでしょう。
止むに止まれぬ親殺し子殺しは富める日本の闇の部分かも知れません。
そんな闇の部分に少しでも政治の救いの光が差し込む事を期待いたします。