テンポをとる時に、足踏みしながら口唱歌を行うことはとても有効です。
歩く行為は、よっぽどのことがない限り同じテンポを刻むことができます。
1、2、1、2、と均一なテンポは手ではなく足が得意、
太鼓はこの一定のテンポを刻めることがとても重要で、テンポが揺れると気持ち悪い。
細かいフレーズに移行する時にテンポが上がりやすいのですが、これは
ゆっくりなテンポに比べると細かいテンポの方が振りが小さくなる分
手が速く動いてしまうのかも知れません。
振りの大小に拘らず、テンポを一定に保つ体内時計の感覚を作らないとなりません。
足を使って歩くときは、ゆったり歩くときも、小走りになる時も等間隔です。
この等間隔の感覚を自分で刻めるようになることが大切。
出かける時などに、歩きながら足の両サイドを手で叩きながら口唱歌をやったりします。
知らない人が見たらヘンなおじさんが歩いているように見えるんでしょうね。