基礎打ちをやっている時に、1分→2分→4分→8分→16分でフレーズが細かくなるところで
テンポが早まってしまう傾向があります。
細かくなると早くなるというのは自然の理で、物理的に手が動く幅、運動量が小さくなるので
そのぶん手を早く動かせてしまいます。
それと錯覚も働いているのではと。
例えば高速を走ってきて一般道に降りると、とても遅く感じます。
それと同じ事がテンポ感に起こっているのではないかと思えます。
4分から8分へ切り替わると同じテンポでもとっても遅く感じます。
また、細かいフレーズは早く打たなければという精神的な強迫観念も働くようです。
これを解決するには体内に正確な時計を作り、一定のテンポを刻めるようにするしかありません。
どうすれば良いかを考え続けてきましたが、一つのアイディアを思いつきました。
通常の基礎打ちはゆっくりから早いテンポになって行くのが普通ですが、これを逆転、
早いテンポから初めてゆっくりへ進んだらどうかと。
そうすることでテンポ感をつかみやすくなるのでは思います。
今度実験してみます。