2017-09-09 モノクロ:月日は百代の過客にして 物黒有無モノクローム写真館 #写真 月日は百代の過客にして行き交う年もまた旅人なり。 松尾芭蕉の奥の細道の冒頭の文章です。 この写真は渋谷駅にある岡本太郎の壁画がある広場。 スローシャッターで撮ったものです。 行き交う人々の姿は流れ、まるで月日が通り過ぎて行くよう。 そんな慌ただしい中に立ち止まる人。 肉眼では決して見る事ができない非現実的な世界。 おそらくモノクロ写真だからこそ物語性が生まれてくるような。 元々はカラーで撮っていますが、カラーだと普通の写真になっちゃうのかもです。