今度の土曜日、日本太鼓協会の公認指導員の研修会があります。
今回は日本太鼓協会の練習曲を習得する研修会。
公認指導員制度が発足して7年、指導員の数も100名近くに。
まだまだ組織的には固まっておらず、方向性も模索中です。
指導員は指導員会に属し、7~8名の役員にて運営されています。
これとは別に「t・e・a・m 集」という演奏団体があり、
協会絡みのイベントその他に出演しています。
持ち曲は太鼓教本に載っているものが基本ですが現状はこれ以外に
教本を監修した祭り工房の曲を打ったりしています。
しかしながら、教本以外の祭り工房の曲を打った事が無い指導員にとってはチンプンカンプン。
年に数回行われる研修会に参加して曲を習得しない事には同じ舞台で演奏に参加できません。
指導員はあくまでも太鼓の指導がその役目なので、チームとして演奏するのは副次的なもの、
と思うのですが、ややもすると演奏が主目的になる傾向も見受けられます。
個人的には演奏のための練習時間より、指導方法の情報交換の場所と時間が欲しい。
曲演奏も、それを指導できるように打ち込みが必要ではないのかと。
打てないものは指導できるわけないので。
今回の研修曲もその持つ意味をはっきりさせるべきと思っています。
人が集まるとそれだけでややこしいもんですが、定義はきちんとしておかないと
わけがわからなくなる恐れがあるのでいたしかたないと。