HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:労働と仕事

子供の頃は早く大人になりたいと思っていましたが、その理由というのは自由が欲しかったから。

子供は親や学校の制約下(保護下)にあり、その縛りがあるため自由はなかったように思います。

大人になり、経済的には独立しましたがあこがれの自由は手に入りませんでした。

仕事は商業デザイナーという事で比較的自由度が高く、

まかせられていた面も多く、かなり好き勝手はできたように思います。

それでも当然の事ながら、納期や採算には縛られる、

クライアントのご機嫌もとらなくちゃいけない。

仕事=社会になんらかの貢献、という風に自己満足をさせないとなんともつらかった。

納期を守る、というのは社会の当然の約束、でもこれは仕事というより労働なんでしょうね。

アイディアをいろいろ考えるのは顧客のため、社会のためと楽しめる要素があるのですが

そのアイディアを具現化する時は、作業、労働なんですね。(労働を蔑むつもりはありません)

徹夜で絵を描いたり企画書をまとめたり、夜中に大きな地震が来ないかな、なんて思う時も。

若い頃は一週間会社に泊まり込み、なんてえのもありました。

そんな仕事というか労働は好きになれませんでした。

まあ、基本的にナマケモノなのかも知れません。


仕事を辞めてから一応社会の諸々の制約から開放されたような気がしています。

引き続き、同類の仕事をやってくれないかというお誘いはありましたが、

すべてお断りして今迄の社会とは縁を切っています。

理由は納期に縛られるのが嫌な事、仕事中心の生活を送りたくないというのがありました。

生活はギリギリですが、精神の安穏を優先させてもらっています。

そうは言っても働かざるもの食うべからず、という事で時々クラウドソーシングなどを

利用させてもらいながらなんとかやっております。