HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:参院選

選挙権が18歳に引き下げられた初の国政選挙の参院選、終わってみれば自公の圧勝。

今ひとつ盛り上がりに欠ける選挙ではありました。

わけのわからない事を言っていた新党改革議席を失い解党へ、これは当然の流れでしょう。

昨日のNHKで各党の選挙対策委員長が出演し、選挙結果と今後に付いて討論していました。


感心したのは司会者がバッチリ仕切っていた事、各党もその仕切りに従っていたこと。

相手の話を遮ることなく、比較的理路整然と話し合いが行われていましたが

選挙後ではなく、選挙前にきちんとアピールしておくべき内容ではないか、と感じました。

今回、未成年の選挙民の声をきくと、投票すべき相手が何を言っているのか伝わって来ない、

よくわからない相手に貴重な一票を投じる事はできない、という意見がありました。

政党の支持率を年齢別に見てみると、意外な事に若年層ほど自民党の支持率が高い。

年齢層が高くなるにつれ保守的傾向が強まると思われますが、実は反比例している。

若年層としては、わかりやすいもの、目に見えるもの=現状を元に判断しているのでは?

政治の経験不足から寄らば大樹の陰的な傾向があるのではないかと想像します。

これは寄らば大蛇の陰となる危うさがある事になるべく早く気付くべきでしょう。


この番組で各党に最後に一言、というところで、

大阪維新の会は与党でも野党でもないスタンスで、何でも反対する野党的行動はとらない、

との発言、これに対し、民進党枝野氏は、こういう公共の場でその手のデタラメな情報を流すのは

辞めていただきたいと抗議していました。

国会での審議で7割は野党が賛成して法案が成立している事実、

それは報道されず反対しているところだけクローズアップされ、刷り込まれるのは心外だと。


こういうやりとりを聞いているだけでもその人となりはわかってしまいます。

当事者の考えがわかるこの手の番組を恒常的に流してもらいたいものです。

BS政治専門チャンネルがあってもよさそうですけどね。

スポンサーは内閣府で。