HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:負傷者続出

高齢化に伴い持病を抱える会員が増えました。
先日も電車にかけ込む時に膝を痛めた、という会員が。
病気や怪我、介護などで半分近くが練習に顔を出せません。

そういう将来的な展望からも今年八丈太鼓の導入を急ぎました。
八丈太鼓は車椅子でも演奏可能、人数少なくてもOK、
曲を覚える必要なし、それでいて個性的、太鼓を楽しめばよろし、 という太鼓。
また東京都の太鼓なので個人的にはやる意味も価値もあると思っています。

私はあちこちでいろいろな太鼓を学んで来ましたが、
芸能的な太鼓は打ち手の年齢にあまり関係しない、という結論に達しました。
お囃子はそうむきになって打つものではないし、
どちらかというと創作和太鼓系は迫力のある緊張感を見せるものが主流のような。

我々のチームは高齢化で会員も減り、これからどうなるかわかりませんが
太鼓を打つ歓びはできるだけ皆と共有したいものと考えています。

先回指導者が言っていた「太鼓で自分と人を感動させたい」、
という集団になれればなあと思います。

いくつになっても自分の目標を持って技術の向上に歓びを見出し、
皆でそれに関わって行く、というユルイ集団であってよいと思うようになりました。

そういう意味で、膝が痛かったり、腰が痛かったり、肩が痛かったりでも
何とか無理せずに打てる太鼓を研究してみたいものです。