HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:大相撲

昨日の稀勢の里、白鳳戦、稀勢の里の奮闘及ばず、横綱に軍配が上がりました。

先場所の大関琴奨菊の優勝が刺激となったか、今場所の稀勢の里は顔付きも変わっていたような。

取り口も落ち着いていて、力強い相撲が続いていました。

これ迄の稀勢の里の印象は、途中迄成績がよくてもその後もろくも崩れちゃうというもの、

顔付きも伏し目がちで、精神的なもろさが垣間見えていたようにも思えます。


何でもそうだと思いますがスポーツは特に精神的なものが強く結びついていて、

気力で体が動く、ということが言えるのではないかと。

団体競技のバレーボールの試合など観ていてもそれを感じることがしばしば。

テニスやゴルフ、卓球などもメンタルスポーツの面が強いのではと思います。


ラソンの試合で、とても苦しい中、ライバルと並走していた選手が

ライバルが漏らした「もうダメだ」のつぶやきを聞いて体中に活力がみなぎったとか。

これなどは体力ではなく、気力のなせたワザだと思います。


大相撲では鶴龍という影の薄い(失礼)横綱がいますが、常に伏し目がちで

覇気が感じられないんですねえ。

そういう横綱白鳳も、猫だましや変化の相撲が見られたり、ちょっとがっかりの面も。

横綱は常に受けて立って欲しいもの、小細工を労する事はやめてもらいたいとも思います。

横綱は強いもの、勝ちに行くよりは相撲にこだわってもらいたいとも。

その姿が偉大な横綱横綱相撲として人々の記憶に刻まれて行くものと思います。