基礎打ちを一通りやり、特に下拍子と上拍子を交互に、また二手に分けて行いました。
今までは下拍子をそれ専門に練習した事がなく、フレーズを覚えきれない初心者が担当したり
とても誤った認識であった事は事実、そのへんも意識改革が必要かと。
一朝一夕に改善できるわけもなく、そのために基礎打ちの練習曲を作り、ここ半年ばかり実践に
移している状態です。
もともと一年計画のつもりで取り組んでいるので半分くらいのところに来ていれば御の字。
本日は先回の続きで少人数の曲打ちにチャレンジ、今まで全員で打っていた曲を5人編成用に
編曲したものをやってみました。
相変わらずやる前から揃えるのが難しいとか、タイミングをとるのがタイヘン、という声もありましたが
とりあえずやってみて考えましょうということで押し切り、最後までやってみました。
なかなかよかです、ほんと。
ああしたらこうしたらの意見も活発に出て(という事はやる気が引き出せたということ)、
アイディアもいくつか出てきました。
それをとりあえずやってみて、決めて行きました。
どうしても自分たちが演奏しやすいように考えがちですが、私は見た目や観客の視線、集中力を
考慮しつつ譲れないところはあくまでも説得を。
次々に立って行くタイミングもあまり早く動くと観客の注意がそちらに向かってしまい、
音を聴く集中力も同時に移ってしまうのでギリギリまで待って素早く動くとか、
その辺は研究してもらいました。
一応最後まで行き、曲としてはほぼ完成、編曲といっても曲自体変更を加えてはいず、
使う楽器や二人ずつ打ったり、一人ずつ回したりということを変えただけです。
それでも同じ曲とは思えない出来映えでした。(自画自賛)
これは固定化するのではなくその都度人によって構成が変わってもよし、(曲は変わっていないので)
好きなようにやりましょう、という事にしました。
そうしないと、いろいろな人がいろいろな事を言い、結局焦点がぼけるのがオチ、
部分的にいじると全体のバランスが崩れるので、変えたい人は自己責任でど~ぞ、と言う事にしました。
それぞれセンスが違うので、基本線はなるべく一本通しておきたいものです。
そんなこんなで、ちょっと明るい兆しが見えたように思える練習でした。