一人がリーダーになりセンターを、その両サイドに一人ずつついて短い曲を全員で打ちます。
まずはセンターがズドンッ! 間合いをはかって両サイドがズドンッ!
その間合いをお互い少しずつ詰めて行き最後はロールに。
センターの合図で
ドンどんドこドンどんドンどんドンドン
どんドンドこドンどんドンどんドンドン
ロールいよっドン どん
(カタカナ:右ひらがな:左)
いかにも和太鼓らしく掛け合いのテンポはお互いの息でしか決まりません。
またロールの長さ、フレーズの打ち出しのタイミングも決まっているものは何も無し。
大太鼓の姿勢の確認、打ち方、そして初めてのフレーズ、これを一気にやるもんですから
なかなかうまく行きません。
ここで大事な事は技術的なものを習得すると同時に、お互いの息を探る事だと思いました。
センターは明確な意思表示をして両サイドに自分がどう打ちたいのか伝える、
両サイドはそれを敏感に感じ取って対応する、それと同時にもう一人の相方と息を合わせるために
お互いを感じる、センターはそれを受けて次の意思表示を行う。
一人一人が自分のペースで打っていては太鼓になりません。
バチを構える前に以心伝心の心構えが絶対必要ですね。