夏には一面蓮が大きな葉を広げ、濃いピンク色の花を咲かせています。
今は枯れた破れ蓮にもののあはれを感じます。
池の奥は枯れたヨシの原が広がって、都会の中にそこだけ穴があいているよう。
不忍池は縄文の頃はこの辺りまで海だったそうです。
明治時代には池を周回する形で競馬場があったそうな。
上野駅周辺は再開発が進み、街自体がかなりきれいになりました。
どことなく胡散臭さが漂う上野らしさが姿を消して行きます。
不忍池周辺、アヤシサが消えて行くのは忍びないですが
これも時代の流れ、いたしかたありませんね。